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新型ランドクルーザープラドのスペック
ランクルの弟分プラドは、トヨタが誇るSUVオフローダで高い悪路走破性を継承して
マイナーチェンジによって、ラグジュアリー感や日々の使い勝手もより
高い次元で融合させたモデルと言える。
新型モデルランクルプラドの加速性能や乗り心地について詳しく検証してみました。
2017年9月12日にランドクルーザープラドの2度目のマイナーチェンジを行ないました。
マイナーチェンジされたフロントマスクが一層の高級感感を漂わせています。
ランクルプラドのグレード
新型のランドクルーザープラドには3種類のグレードが用意されています。
それぞれのグレードと価格は以下の通りです。
グレード | 乗車定員 | 車両本体価格 |
TZ-G(クリーンディーゼル) | 7人 | 5,363,280円 |
TX”Lパッケージ”(クリーンディーゼル) | 7人 | 4,822,200円 |
5人 | 4,667,760円 | |
TX”Lパッケージ”(ガソリン) | 7人 | 4,202,280円 |
5人 | 4,047,840円 | |
TX(クリーンディーゼル) | 7人 | 4,307,040円 |
5人 | 4,152,600円 | |
TX(ガソリン) | 7人 | 3,692,520円 |
5人 | 3,538,080円 |
トヨタのセーフティ等を含め、安全装置などが充実した分車両本体価格が
少し高くなっている傾向にあります。
TZ-G(クリーンディーゼル)は、19インチの
アルミホイールなどの標準装備になっていたり
電子制御エアサスペンションが装着されているなどの
装備が充実しており、他のグレードと比べて価格が
高くなっています。
TZ-Gのエアーサスペンションはセダンの高級車にも使われているので
それだけ乗り心地がいいことになりますね。
ただし、オフロードや路面の悪い雪道や凍結した道路を走行する
ランクルプラドはエアサスペンションで大丈夫なのかなという疑問は残ります。
なぜかというと、エアーサスペンションはバネサスペンション程の強化は無く
路面の悪いところを走り続けるとエアが抜けてしまい、
サスペンションそのものを交換しなければなりません。
ちなみにエアサスペンションは10万kmごとに交換が推奨されています
バネサスペンションは15万km程乗っていても耐久性はありますからね。
グレードは色々と用意されているので自分に合った車種を選んで購入しましょう。
エンジンスペック
気になるエンジンスペックですが、新型ランドクルーザープラドには
クリーンディーゼルターボエンジンとガソリンエンジンの
2種類(いずれも直列4気筒)が設定されています。
エンジン | 2.8Lディーゼル | 2.7Lガソリン |
型式 | 1GD-FTV | 2TR-FE |
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
総排気量 | 2,754L | 2,693L |
最高出力 | 130(177)/3,400kW(PS)/r.p.m | 130(177)/3,400kW(PS)/r.p.m |
最大トルク | 450(45.9)/1.600~2.400N・m(kgf・m)/r.p.m | 246(25.1)/3.900N・m(kgf・m)/r.p.m |
トランスミッション | 6AT | 6AT |
燃料タンク容量 | 87L | 87L |
燃費 | 11.8km/L | 9.0km/L |
両者ともに排気量や最高出力に大きな違いは見えません。
ここで比べてほしいのが、最大トルクと燃費です。
ディーゼルエンジンの方が非常に優秀ですね。
ディーゼルエンジンはガソリン車に比べて、より低回転時から大きなトルクを発生します。
そのため、ガソリン車に比べて回転数を上まで回す必要がなく、
燃費においても有利になるようです。
価格の面では、ディーゼル車の方が60万円程高値ですが維持費を考えると
ディーゼル車の方がお得感がありそうです。
新型ランクルプラドの乗り心地に対する口コミ評価
オフロードなどの大自然の中や、ビルが立ち並ぶ都会でも違和感がない
スタイルを作り上げているランクルプラドの口コミを紹介します。
エクステリアは当然ですがめちゃくちゃ格好いいです。
エスカレードなどにも負けてないと思います。
インテリア 高級感に溢れていて非常に広々としています。
オフロードもかなり走りましたがサスペンションがしっかりしているおかげで
安定感があり振動など皆無でした。
沢山荷物が積めるのでアウトドアなどの際にバカスカつんでしっかり
スピードが出るので、 運転が苦にならずアウトドアを全力で楽しめます。
横にも大きいので長いもの(ゴルフバックなど)もかんたんに乗せられます。
後部座席の足元が広く感じた。
運転席に座っても視界が広く大きい車の割に女性でも運転しやすく思った。
カッコいいと周りからもほめられます。高級感があると思います。
また長距離を乗ってもあまり疲れません。
他のSUVと比べても見劣りせず、フロントフェイスは気に入ってます。
アイポイントが高いので長距離を運転しても全く疲れません。
ランクルプラドの辛い口コミ
オプションがたくさんあるのでカスタマイズする楽しみはデカいのですが、
価格が跳ね上がってしまうのが財布に痛いです。
本革シートが馴染むまで固くて長時間乗っているとお尻が痛くなった。
7人乗りの三列目シートに移動する際、
ランドクルーザーと比べると移動しにくい。
燃費は悪いです。でも仕方ないですね。また、フロントが長いので、
慣れるまでそれなりに時間がかかかりました。掃除も大変です。
フェンダーミラーが助手席から見る視界の前に出て見えるので、
助手席に同乗する人はちょっと気になるかも。
リアドアは横開きです、雨等を考えると縦びらきが便利かと。
リアガラスが開くのは便利なのですが。
このように辛口の口コミも多数見受けられますが、その部分は仕方がないですね。
まとめ お手頃価格が魅力的
以上ランクルプラドの乗り心地や価格などを紹介してきましたが
全体的な評価は高級感があり、走行性能なども良かった感じですね。
さすが歴史のあるランクルプラドどといった感じですかね。
価格にしても、TZ-Gを除けば500万を切った価格設定に成っていますので
お手頃感は嬉しい限りです。
ユーザー目線に立っての車作りをして頂いてるのも感謝です。
本物のオフロードSUVを求めるのならばお勧めの車です。
手に入れられたら最高です!!