トヨタ ランドクルーザーの種類【歴代モデル】の乗り心地を比較

トヨタ ランドクルーザーの種類【歴代モデル】の乗り心地を比較

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世界で愛用されるSUV

キング、オブ、オフローダーに輝くトヨタのランドクルーザー。

ここではその歴史について語っていきたいと思います。

ラングルの元となったモデルが「トヨタジープBJシリーズ」の

800・600からの始まりである。

このシリーズが発売されたのは1951年~1955年からで

最新型「200系」まで13種の車種が作られてきた。

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トヨタジープBJ

1950年に当時のアメリカ軍と警察予備隊からの要請を受け

トヨタで小型の四輪駆動車の開発に着手した。

翌年に試作車が完成して「トヨタジープ」と命名された。

試作車は、4トントラック用のB型ガソリンエンジンと

SB型1トントラック用のシャシーを組み合わせたものであったが

1954年にジープという呼称はウイリス社の商標権に抵触する事から

改めてこの四輪駆動車を【ランドクルーザー】と命名したのが

ランクルの始まりであり、そこからトヨタの第一歩がスタートしている。

初代モデルの登場以来60年の長きに渡り君臨してきたラングル

それは一つの車名として現在まで生産され続けている。

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ランドクルーザーの種類

ニーズに合わせて様々な車種が開発されてきた。

ランドクルーザー20系 FJ25

1955年に発売された2代目で、通称20系で民間向けの外観になり

1956年頃から警察パトロール車両にも採用され、

後に消防車にも使われる用に成って行った。

なお、この二代目から北米をはじめ海外への輸出も本格的に始まった。

ランドクルーザー40系

1960年に発売された三代目 通称40系

信頼性の高い車両とした海外での評判は高く評価されていた。

基本ボディは二代目と一緒で、ホイールベースはショート2285mm

ミドル2430mm、ロング2630mmの3種類。

1967年に専用ボディのステーションワゴン【FJ55】を設定し

4ドアバンと置き換えた。

1973年には6気筒(3.6リッター)のディーゼルエンジンを追加

1974年には4気筒(3.0リッター)のディーゼルエンジンも追加

ランドクルーザーの主力エンジンとなって行った。

そして、2速のトランスファーを採用し前席の3人掛けを可能とした。

そのおかげで、24年間わたり世界中で愛用され【40 ヨンマル】と

呼ばれるようになって行った。

ランドクルーザー 50系

1967年 ロングボディの4ドアバン【FJ55】がまったく新し形とした誕生した。

国内販売では商用車のバンとして販売されたが、

主要市場の海外向けには乗用車として設定して販売していた。

バックドアは、手前に引き倒して開くタイプと、観音開きタイプの2種類を用意。

エンジンは、エンジンをF型エンジンから2Fエンジンへと変更、

【FJ55V】から【FJ56V】4速MTへとマイナーチェンジしました。

この2Fエンジン(F型をボアアップした水冷直列6気筒4サイクル4230cc)は後に

ランクル60初期にも搭載されるエンジンで、

トルクもあって今でも根強い人気を誇るエンジンです。

ランドクルーザー 60系

1980年 55系の後続モデルとしてデビュー。

海外向けはステーションワゴンだが、国内用としては商用車用のバンタイプとして販売。

外観は50系からは一新し、室内もベンチシートから最適な運転姿勢を取れる

セパレートタイプに変更して、静粛性と乗り心地を兼ね備えた車両に大幅変更しています。

エンジンは、ガソリンの排気量を4.2リッターにして、新たに3.4リッターの

ディーゼルエンジンも搭載してきました。

そして、エアコンやパワーステアリングなどの装備も充実させて、より快適な運転を

心掛けてたので広くの個人ユーザーに指示されるようになって来ました。

ランドクルーザー 70系

1984年に発売された40系の後継モデル 四代目として登場

業務用が主体だったが、次第に乗用車代わりに使われだしたので

スタイルを一新して、快適性、操作性、使用性の向上を図り

新たな需要にも応えられるようにした。

フロントガラスには局面ガラスを採用し、室内は居住空間を

広げると同時に、実用性を考えた車両を作り上げた。

1999年に、フロントサスペンションをリジットアクスルのまま

板バネからコイルスプリングに変更し、乗り心地の向上を図った。

エンジンはガソリンとディーゼルを使い分け

輸出用には、V型8気筒の4.5リッターのディーゼルエンジンも設定した。

ランドクルーザー 80系

1989年 60系の後継車として発売。

この形式から、ステーションワゴンとして乗用車で8人乗りが登場し

海外市場用への商品力を強化するため、ボディを一回り大型化して

スタイルや仕様、装備もSUVとしての高級感を高めていった。

エンジンは、直列6気筒4リッターをワゴンに、

バンには新規開発の直列列6気筒4.1リッターのターボディーゼルを搭載。

80へのマイナーチェンジの際の代表的な変更点はサスペンション。

当時悪路走破性と耐久性に対して絶大な信頼を得ていた

リーフリジットサスペンションを乗り心地と走行安定性を求めて

コイルリジットサスペンションへと変更したのです。

そして、高級車種にはセンターデフ付きのフルタイム4WDを搭載して

高級SUVでありながら、過酷な環境下でも高い性能と耐久性が

広く世界に知れ渡って行った。

ランドクルーザー 100系

1998年に80系の後継として【100系】が誕生して

4WDの基本性能に加えて、高級4WDのプレステージ性も高めた。

足回りを強化して、前後リジットサスペンションを変更、

フロントに独立懸架方式のサスペンションを採用します。

これにより乗り心地と高速安定性はさらに増すことになりました。

エンジンは新開発のV型8気筒DOHC32バブル4663ccの

ガソリンユニット(2UZ-FE)を搭載。

高排気量ながら重心を低く作りエンジンマウントの工夫などで振動を抑え、

高い静粛性と高性能を両立させたエンジンです。

外観は一回り大きくしたボディーにマルチリフレクタータイプの

ヘッドライトを採用するなど、

今までのイメージを一新する新しいスタイルに変更されました。

ランドクルーザー 200系

2007年にランクル100系の後継としてデビュー

200系ランクルはまさしくトヨタのハイテク技術の

集大成のモデルとして登場しました。

岩場や砂地は勿論、過酷な環境など、極低速を自動的に維持する

世界初のクロールコントロールと、走行状況に応じて

前後の駆動力配分を瞬時に選択して、スムーズで安定した走りを

可能にした新開発のトルセンLSD付きトランスファーを標準装備。

高級SUVとして優れた走行性を発揮して、

世界の100か国以上で販売。

2015年には、ビッグマイナーチェンジ。

外装・内装共に大幅な衣装変更と共に、

安全装備面ではそれまでのミリ波レーダー式検知システムに加えて

単眼カメラとの併用により自動ブレ ーキの速度軽減量を大幅に増やし、

さらに歩行者検知システム・レーンディパーチャーアラーム

(車線逸脱の危険性をアラーム)・オートマチックハイビーム(先行車等のライトを感知、

自動的にHi/Loを切り替え)などが新設され、

それまでオプション設定だった

レーダークルーズコントロールも含めて全グレード共に標準設定しました。

一切の妥協を許さないトヨタが持つハイテク技術を惜しみなく注ぎ込んだ

ランドクルーザーが完成したのです。

まとめ

ランドクルーザーの60年の歴史を見てきましたが、

BJのジープから始まったランクル。

これほど長い歴史を持っている車種は他にはありません。

ランクルてカッコ良いですし、益々好きになってしまいました。

次の300系の発売を期待しながら楽しみに待つとしましょう。

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